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Web制作のTipsとかアレコレ。

稲城市HPのアクセシビリティが残念すぎて絶句(1)

2013.09.05

トゥギャッターで「自治体ホームページにおけるアクセシビリティについて」というのを見てたんですが、その一番最初に出てくる東京都稲城市の公式ホームページを見てその残念具合に呻き声が漏れてしまいました。本記事はその呻き声を文字起ししたものとお考え下さい。

まず、今年2013年8月30日に公開されたという稲城市の新ホームページはコチラ

制作にあたった日立公共システムエンジニアリング株式会社からはニュースリリースが出ていた模様。
稲城市(東京都)公式ホームページをリニューアル
~公式キャラクターの起用やキッズページの新設など市の魅力が伝わるホームページに~
http://www.gp.hitachi.co.jp/newsrelease/2013/130830.html?banner_id=nr-130830_01

それによると、

・多くの市民が利用する自治体のホームページでは、障がい者や高齢者、外国人を含むすべての方が迷わず簡単に操作・閲覧できるよう、アクセシビリティへの対応が求められています。
・各自治体のウェブアクセシビリティJIS対応が急がれる中、稲城市では「ウェブアクセシビリティJIS(JIS X 8341-3:2010)」の「等級AA」(一部等級AAA)に、いち早く準拠しました。※

と胸を張っています。

※これについては専門部隊があるようです。
4Uweb Webユニバーサルデザインソリューション

さて、アクセシビリティに対しては私も最近強く興味があるので、参考にしようと覗いてみたのですが、いろいろと残念だったというのが正直な感想です。
もちろん、アクセシビリティに対する取組をしていないところよりは良いのでしょうが、それでも「う~ん・・・」と首をかしげざるを得ませんでした。

結論からいうと、ウェブアクセシビリティJIS(JIS X 8341-3:2010)規格」と総務省推奨の「みんなの公共サイト運用モデル2010改訂版において良いスコアが出るようなホームページを目指してしまい、実際の利用シーンに対するイマジネーションが欠けていた、すなわちユーザビリティに欠けるホームページが出来上がってしまったのではないかと。

この会社は社名からも公共機関や自治体を多く手がけているのでしょうが、この先予算=血税を割いてHPリニューアルする自治体がこのような事態に陥らないように、若干の修正を要望したいものです。

さて、具体的に残念ポイントを見ていくわけですが、書いてるうちに長くなったので、まずは要点を挙げて、それから数回に分けて記事にしていきます。

概要

  1. 高齢者には残念
    ・文字拡大機能が素晴らしくはあるんですが、専用のページに飛ばされる仕組みであり、初回に表示される利用規約を含んだページが高齢者を戸惑わせるケースが考えられる。
    ・文字拡大に案内するリンク表示がトップページにしかない。
    ・そもそも「文字拡大」というリンク文字が小さい
  2. 外国人にも残念
    ・翻訳システムは素晴らしいが、メニューがほとんど画像バナーで日本語表記のまま
    ・外国語に切り替えた状態で検索や文字拡大ができない
    ・単なる翻訳で、外国人にとって重要なコンテンツがどこにあるかわからない
  3. 若者にも残念
    正確には「スマートフォン(スマホ)・フィーチャーフォン(ガラケー)ユーザーにも残念」
    ・自動振り分けに対応していないため、どのデバイスでアクセスしてもPC版のトップページに行ってしまう。
    ・スマホ版・ガラケー版へのリンク設置場所が分かりにくい

 

という三回に分けてアップしていきますので、興味のある方は稲城市のホームページでも眺めながらお待ちくださいませ。

東京都稲城市ホームページ

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